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退職金の税金計算

退職金とは

退職金の計算
リタイアした方がもらうもの、あるいは転職する際に計算に入れる要素として大きいのが「退職金」ですが、正式には退職給付制度と呼ばれます。

意外なことに、この退職給付制度は法律によって義務付けられているものではなくあくまで企業が雇用契約の中に規定しているものです。

そのため、90%以上の大企業においては退職給付制度が存在していますが、中小企業となると70%ほどであり企業の体力に大きく左右される制度であると言えます。

意義としては、退職することで失われる収入を一時的に補てんする意味合いと会社に貢献してくれたことへの慰労の二つが柱です。

多くの企業では、退職金にあてる原資を外部の組織に積み立てながら委託して運用してもらい、そこから支払うという形をとっています。



退職金には税金もかかってきたり、まとまった金額だけに使い道に困る方も多いためこのあたりについてしっかりとした知識を身につけ、有効に活用するようにしましょう。

退職金にかかる税金計算方法

退職金をもらった場合、あるいはこれから受け取る予定があるときには、それにいくらの税金がかかってくるかはしっかりと把握しておきましょう。

退職時にもらうお金はいっときにもらう金額が多いため、「普通の課税の仕方だとごっそり持っていかれてしまう」と心配の方もいるでしょうが、あくまで収入がなくなることへの代替という位置づけのお金ですので課税金額にはかなり配慮してもらえます。

とくに大きいのは控除額で、勤続が20年以上の人であれば「800万円+70万円×(勤続年数ー20年)」が控除され税金計算が行われます。

たとえば勤続30年であれば控除額は1,500万円であり、この額まではもらっても税金がいっさいかからないということです。かりに3,000万円の退職金を受け取っていたら、この額を控除して残りの半分に課税されますので、源泉徴収と住民税を差し引いておよそ200万円が税金として持っていかれる計算です。

住民税は市町村によって異なるため、詳しい値はそこを調べて計算し直すと良いでしょう。

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節税のポイント

上記で説明したとおり、退職金に関しては、通常の給与所得と比較して、税金があまりかからないため、特別な節税対策をとる必要はありません。ただ、一部の富裕層は、高額所得を受け取る際には、税金が安い香港に移住するケースもあるようですので、参考にしてください。

退職金が振り込まれる時期

退職が決まり、各種の手続きが一段落して退職金額も確定すると、今度は気になるのは「振りこまれる時期」に関してです。退職については必ずしも円満でないケースもあり、そういった場合にもっともトラブルになりやすいのがこの「退職金が振り込まれる時期」となっています。

労働基準法23条に、「会社は未払いの賃金などを労働者の請求から7日以内に支払うものとする」という記述があるため「7日以内に支払え」という要求をして押し問答になる場合がありますが、実はこの「賃金など」のなかに退職金は含まれていないため、「7日以内」という要求は法的に通りません。あくまで企業の就業規定によってのみ縛られるものなので、いつ退職金が振り込まれるかについては各々の企業の就業規定をしっかりと読み込んでおかないとトラブルのもととなります。決められた支給日から5年が経過すると時効となり請求できなくなりますので、もし支払いが遅れたときは5年以内に弁護士に相談するのがオススメです。

退職金で投資するなら不動産投資

勤続年数や、企業の規模によっては数千万というまとまった金額が入るのが退職金です。リタイアする方にとっては生活費にあたる部分もあるでしょうが、とはいえ金利の低い現在ではまとまったお金を眠らせておくだけでは大きな機会損失となり、もったいないことです。

着実に増やすのであれば、不動産投資という選択肢が手堅くておすすめになります。仮想通貨や株式など、実態のないものとちがって不動産であれば無くなることはありませんし立地や建物をしっかり見極めれば徐々にではありますが値上がりも見込め、さらに自分や家族が住むことも出来るため「気に入った物件に住みながら値上がりを待つ」などさまざまなやり方ができるのが不動産投資の良いところです。

知識は必要ですので、自分でいろいろと調べて不動産関連のことを勉強する一方で投資に通じた信頼出来る専門家の力を借りれば安心して退職金を有効に活用できるでしょう。無駄に眠らせることなく、賢く運用して退職時のお金を活かすのがおすすめです。

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