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甲状腺肥大の症状

甲状腺肥大の症状

甲状腺肥大
甲状腺肥大は甲状腺の全域が腫れる様子と一部分のみが腫れる様子に分けられ、全域が膨れる様子ではさらにバセドウ病や橋本病、単純性甲状腺腫という3つに分類されています。

全域が膨れる中にあるバセドウ病を発病すると、自らが首元の腫れを感じるようになったり些細な動作を行っただけで酷く疲れやすくなります。

体が負荷に耐えられなくなってしまうので気温が高い時には暑さに耐えられず多量に発汗したり、動悸や手足の震えを覚えるようにもなりますし、外見上もバセドウ病特有の目が前面に突き出た様子に変化します。

橋本病も同様に首元に腫れを感じるなどバセドウ病との共通点が多いですが、バセドウ病と異なるのは橋本病の場合は寒い時期により一層身体に負担が感じられるようになる事です。

一方、甲状腺の一部分のみに起こる亜急性甲状腺炎はウイルスの影響により甲状腺に炎症が生じる症状の事を指し、亜急性甲状腺炎は触れると強く痛みが感じられる様子です。



甲状腺肥大の治療までの流れ(検査・薬)

甲状腺肥大のバセドウ病を治療する際には甲状腺が有している機能を抑制させるための薬物療法が基本となり、患者の症状や体質により個人差があるものの多くの事例で3週間が経過した頃には改善します。

症状自体は3週間が経過した頃に改善しますが、再発を予防すべく以後1年間から2年間にかけては薬剤を摂取し続ける必要があります。

橋本病においては不足している甲状腺ホルモンを補充させる薬物療法が中心となりますが、橋本病の薬物療法に関してもバセドウ病と同様に甲状腺の機能が完全に回復したわけではないため、以後も薬剤を摂取し続けます。

そして、急性化膿性甲状腺炎によって甲状腺肥大が生じている場合は体内に抗生物質を投与し様子を見て、以後も痛みの度合いが強いのであれば合わせて痛み止めを用いて自然治癒を目指します。

生じている腫瘍が良性である場合は身体にメスを入れるといった治療を施す必要性は無いものの、細胞の一部分が悪性である事例では抗がん剤が行き届きにくい事もあり部分切除が行われます。

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甲状腺腫瘍の症状

甲状腺腫瘍は腺腫様甲状腺腫と濾胞腺腫、甲状腺嚢胞の3種類に分けられ腺腫様甲状腺腫は甲状腺にある細胞が増えしこり状になっている様子を指します。

生じているしこりが1個などごく少ない場合は腺腫様結節と呼ばれる事もあり、元来は良性であるものの一部分に癌が見られる事もあるのでしっかりと鑑別診断を受診する事が重要です。

濾胞は大きさに個人差が大きく、手で触れると僅かに感じるものから下方向が向けなくなってしまうほど大きな症状に分かれています。

時折しこりにより甲状腺ホルモンが過度に分泌され、バセドウ病に見られるように甲状腺機能亢進症が発症する事もあり、日本人にはあまり見られない上に発見が困難であるとされてきましたが、今日では医療技術の進歩に伴い発見率が向上しています。

そして甲状腺嚢胞は真性嚢胞が少ないので、症例の多くが濾胞や腺腫様甲状腺腫の中にて出血や変性が生じ水風船に似た様相で膨らんだ続発性嚢胞となります。

甲状腺腫瘍の治療までの流れ

甲状腺腫瘍は手で触れた際にしこりが感じられるのみで、他には取り分けて自覚症状が感じられないという特性があるため、医療機関で治療を行う場合には生じているしこりが良性もしくは癌の可能性を含んでいる悪性であるのかを念頭に置いて検査が行われます。

医師は患者に生じているしこりの大きさや広がり方、硬さなどを調べるべく首周りを触診したり視診を行った後、血液内に存在している甲状腺ホルモンや甲状腺の組織で合成が行われるタンパク質を測定するために血液検査も行います。

そして、検査を進めていく段階で悪性の可能性が高いと判断された場合は超音波検査やエコー検査、CT検査や放射線ヨウ素を用いたアイソトープ検査なども行っていきます。

しこりが良性と診断された場合は経過観察となりますが、日常生活を送る上で外見上しこりが気になるという場合には抑制療法やエタノール注入療法が施されます。

一方、悪性と診断された際は進行度合いにより範囲を確定し切除手術が行われます。

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