情報サイトMIRAI

脂質異常症わかりやすい解説

脂質異常症とは(症状・原因)

脂質異常症
脂質異常症を発症する患者の多くは当事者においても不調を感じずに生活していたものの、検査を受けた結果発症している事実を初めて知ったという方が多いです。

当事者でさえ気が付けないほど目立った症状が無い様子が特徴的ですが、唯一感じられる変化として挙げられるのは極稀に手や足に位置している腱や皮膚にコレステロールが蓄積する様子であり、蓄積したコレステロールにより腱に腫れが見られたり皮膚にしこりが生じるため、通常は気が付きにくい症状ではあるものの気が付けるきっかけになります。

脂質異常症は年々診断される患者数が増え続けているのですが、増え続けている原因は日本人の食生活が高カロリーかつ高脂肪食に変化している様子が挙げられます。

つまり、日本人の食生活が和食中心ではなく肉類が中心の欧米化している事によりカロリーと脂肪分、脂分の過剰摂取が慢性化し患者数が増加傾向にあるのですが、さらに自動車やエスカレーターなどの利用頻度が高まり身体を動かす機会が減少している事も原因です。



脂質異常症を放置した場合のリスク

脂質異常症は体内では着実に健康に影響を及ぼす変化が起こっているのにも関わらず、当事者も変化に気が付かないため発見が遅れやすかったり、健康診断の結果などから医師にコレステロールの数値について指導されても生活習慣や食生活を見直さず、放置したままこれまで通りの生活を継続する方は稀有ではありません。

変化が顕著に感じられないが故に大きな問題ではないと判断するのは危険であり、数値に異常値が見られた時点で速やかに生活習慣や食生活の見直しをしなければ命に直結する重病を発病します。

直接的に命に関わる重病の代表例として挙げられるのが脳卒中や心筋梗塞、動脈硬化であり3つの病気に共通しているのは血液内の脂質が健やかな状態よりも多くなっている場合に発症するリスクが高まる様子です。

血液内に脂質が多い状態になっていると血液の粘度が著しく高まり流れが悪くなりますし、症状が進行すると流れが悪くなるだけではなく血栓が生まれ血管をせき止めてしまい、血液循環が行われなくなり命を落としてしまいます。

スポンサードリンク



脂質異常症の食事療法

脂質異常症と診断された場合、これまで肉類や脂分が多い洋食を中心とした食生活をしていたのなら和食に切り替えるようにしましょう。

また、食事内容を和食に切り替えたとしても毎日夕食を口にする時間が夜遅い時間だとカロリーや脂質などが消費されないまま就寝する様子になり、引き続きコレステロール値や血圧が高い状態で推移してしまうので、夕食は17時までに済ませるようにしたり野菜を中心にした軽い献立で済ませる事が大切です。

そして、食事の回数を減らしてしまうと1度あたりに吸収するカロリーや脂質が多くなりやすい体質に変化するので、食事をする回数自体を減らすという対策は行わないようにし、あくまでも1日に3食を規則正しい食生活で頂く事も重要です。

さらに、コンビニのお弁当やお惣菜を頂くのではなく自炊を基本として野菜や海藻、大豆を豊富に摂取できる献立を組み立てて頂く際にも野菜などコレステロールの吸収を抑えてくれる食材から口にしましょう。

脂質異常症の薬・治療の流れ

脂質異常症は各患者の健康状態や体質、身体の大きさなどにより対象になる値に個人差があり治療の必要がある値であると判断された際には症状の度合いによって食事療法や運動療法、薬物療法の3つの中から決められます。

ジェネリックも含めた様々な薬剤が処方されますが最も処方される事例が多いのがリポバスであり、服用する事で血液内で高くなっているコレステロールの値を下げる作用があります。

通常は1つあたり5mgで生成されている製品を1日に1度服用するという使い方なので、毎食後服用する必要が無く患者にとって負担が無く治療が続けやすい方法です。

また、診察の結果コレステロールの値と共に中性脂肪の値も高いと診断された患者に対してはベザトールという製品も処方され、摂取する事により血液内のコレステロールのみならず中性脂肪も下げる事ができます。

コレステロールと中性脂肪が共に高い状態になると著しく粘度が高まる上に血栓が生じやすくなるので、比較的症状が進行している方に処方されます。

スポンサードリンク